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三日月夜話
★-Short Word-
3day Bouz Photo Diary
★
そして終焉へ
・・Game
2023/06/23/Fri 14:36
原初を刻むメル・ゼナを討ち倒した・・・ と思ったら、そこでクエストクリアになり、「あれ?剥ぎ取りは?」なんて思っていたら────
倒れた原初メルさんは、むっくりと起き上がり、遠くを見つめ、何かを感じ取ったかのような素振りを見せると、いきなり強く羽ばたいて、飛び立ってしまいます。
「え?何事?」なんて思っていると、フィオレーネさんが「追うぞ!」と仰るので────
待って 待って。
切り取ったシッポの剥ぎ取りがまだっす! と、慌てて剥ぎ取ってからあとを追いかけます。
そこで見たモノは────
原初を刻むメル・ゼナが、暴れ襲い来るキュリアを滅しようと必死になって闘っている姿でした。
彼はハンターさん達を襲うのが目的ではなかったわけです。
主人公達はそこで、彼と一緒にキュリアの群れを討ち倒します。
闘い終わって、城塞高地に穏やかな金色の朝陽が射し込んで来ます。
白銀の身体を陽に輝かせ、主人公達に小さく声を掛けると、彼は翔び去って行きます。
王国を滅ぼした鬼神は、実は奈落の底より出で来たる災厄を封じていたという伝承を、目の当たりに実感したわけですね。
ただメル・ゼナという古龍は、自分のテリトリーを護っていただけで、恐ろしい災厄によってテリトリーを奪われるのを阻止していたというのが、現実なんですよね。
そこにたまたまニンゲンの棲むテリトリー(ガレアス提督とアルローさんの故郷。今の城塞高地ですね)があって、その闘いに巻き込まれてしまって滅ぼされてしまった────。
メルは、別に、ヒト族のテリトリーなど、護ろうとはしていないわけです。
けれどメルは、穏やかに生きることを望む種で、自ら他を滅ぼしに来るようなことはしないのです。
つまり共存することができる というわけで。
フィオレーネが最後に見せた涙は、自分にとって大切な存在を奪った(と思っていた)メル・ゼナに、憎しみを抱き、その復讐の一矢を酬いようと滾らせていた一念が、原初メルに出逢うことで「滅浄」されたという輝きだったんじゃないか──── と。
わたしはそんなふうに感じたのでした。
『サンブレイク』は、メル・ゼナに始まり、メル・ゼナに終わったのですね。
「カムラの里」では、里長や加工屋のハモンさん達の宿敵・マガイマガドや百竜夜行への憎しみは、アマツマガツチで終焉を迎え、カゲロウさんも長いこと囚われていた憎悪を越えることができて。
この『モンハンライズ:サンブレイク』は、そういうヒトの心の深層を上手に描いた作品じゃないかな・・・ なんて感じました。
さて────
終焉です。
狩猟の師匠の娘ハンターと一緒に挑む『ライズ:サンブレイク』は、ここで終わりです。
でもわたしは、せっかくそこそこ成長出来た腕前を鈍らせたくないので、盟友と一緒にのんびりと。
MR999(今はMR450)目指しながら、通常種達の捕獲クエストを愉しむつもりです。
蛇足ついでに────
わたしの好きなモンスター達を記して終わろうと思います。
1位:ディアブロスさん
2位:テオ・テスカトルさん
3位:激昂ラージャンさん
4位:メル・ゼナさん
5位:イヴェルカーナさん
あと、甲乙付けられない方々
アンジャナフさん
リオレウスさん
マガイマガドさん
ルナガロンちゃん
ジンオウガちゃん
みんな みんな、わたしを強くしてくれた方達ばっかです。
ありがとう(^^)
話題:モンハンライズ:サンブレイク
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