話題:なれそめ
なれそめの続きです。
前回の記事を参考にしてもらえるとわかりやすいと思います。
今回は、お付き合いするまでに、かれが考えていたことと、かれの気持ちについてです。
本人と話し合った時に喋ってくれた内容なので聞いたことしか書けませんが……。
去年の秋に、コーチである、かれは6年付き合った彼女と別れました。
まぁ、どうしてかその報告を直接してくれた訳ですが、本人曰く、
『誰かに聞いてほしかった。そしたら何となくあさみが思い浮かんだ』
と、言っておりました。都合良く暇だったわたしは、きっと結婚報告だと思っていたので、まさかの失恋報告に頭が真っ白になりました。
コーチは失恋のショックで6キロも体重が減ったらしく頬も薄っすらこけているように見えました。
(今ではすっかり体重は戻ってしまいました。笑)
その時は何と声をかけたらいいのかわからなかったけど、お前と話すと楽しい。気持ちが楽になる。
と、話してくれる恩師であるコーチにそう言ってもらえて嬉しかったのは覚えています。
それから、月に一回くらいは大会があったので大会補助員として部活にお手伝いに通ったりして世間話をするようになりました。
大会後のお酒の席も増えました。(笑)
今年の4月から、コーチの仕事である部活の県協会の会計の役員を手伝うことになりました。
前年度からの引き継ぎなどもあり、3月くらいかな?2週間に一度くらいのペースで会うようになりました。
その当時は元カレと付き合っていたので、コーチのことはなんとも思っていなかったのです…苦笑
元カレはわたしのことを傷つけたりと、悩んだり悲しいことがたくさんありました。
コーチは世間話としてその都度話を聞いてくれていました。
辛くて辛くて、お付き合いを続けられないと別れを告げてからも、しつこく連絡がくるようになり、自分でも怖くて怖くて仕方がない時が続きました。
丁度良く大会の手続きでコーチと頻繁に会っている時だったので相談をしていました。
『大丈夫か?あんまりしつこく連絡してくるようだったら俺に言えよ』
と、さりげなくコーチはアピールしていたようですが、全く気が付きませんでした。(笑)
お別れしてから失恋会?慰め会として2人で居酒屋さんに行きました。
計6時間(笑)も、わたしのしょうもない世間話や、元カレの話を聞かされてもコーチは嫌な顔せず、話を聞いてくれました。
辛かったね、頑張ったね、大変だったね、と。
本当に頭が上がりません。
そろそろ夏がくるな〜、よし、恋愛ばっかりじゃなくて、女として頑張ろう。
と、気持ちを新たにしている時に、コーチの優しさ?にふと、気がつきました。
夏の初めにコーチがだんだんとアピール?アタックしてきたのもその頃です。←
あまりにも鈍感すぎるので、ほぼ直球で好意を伝えていたのにも関わらず、気がつかなかったのは本当に悩みの種だったらしいです。(笑)
でも、コーチもとても悩んだそうです。
『あさみは優しいから、告白したらきっと困らせてしまう。俺の年齢も離れてるから断り辛いだろう?今までの関係を壊すのも怖かった。でも、このままだと、また違う誰かと付き合って、その誰かとの恋愛相談を聞くのは心から応援できないと思った。』
もう、この言葉を聞いて胸が締め付けられました。
わたしが、元カレの話をしている時も、かれはずっとわたしを好きでいてくれてたなんて。
『俺が好きになった時には、あさみは違う人と付き合ってたんだもんな。どうしようもないって言うか仕方なかったし』
悩ませると思って、気持ち伝えるの我慢したんだ。
そうやって苦笑いするコーチがとても愛おしいと思いました。
普段は2人とも友だちのような感じで接しております。
漫才でもしてるのか、という感じです。
付き合って2週間でかれの実家を訪問しました。
付き合って2ヶ月ですが、遊びに行くと夜ご飯を毎回ごちそうになります…。
かれのお父さんお母さんがおもてなししたり、料理を振る舞うのが好きならしく、ご飯を食べないで帰ろうとするのですが、毎回わたしの分も用意してくれているので断り辛い。。。
毎度おいしくおかわりしてます(笑)
背伸びしないかれだからこそ、わたしも背伸びすることなく、自然に一緒にいることができます。
本当に本当に感謝してます。
好きになってくれてありがとう。
誰かに大切にされる事を初めて知りました。
『花束渡したりサプライズしたりできないけどつまらなくないか?』
って笑うあなたと一緒にいられるだけでいいです。
また長々と書いてしまいました。
読んで下さりありがとうございました。