A,ギン、ちょっと気になる事があるんだが……
I,はい?いきなりなんですの?
A,ウルキオラは黒猫、グリムジョーは蒼猫、ノイトラは蟷螂、ギンは銀狐……だったよね、確か。
I,ええ、それがどないしはったんですか?
A,………私だけが偽狸……「偽」とは一体どういう事なんだ!(その場に泣き崩れ)
I,……(痛いモノを見るような眼差し)……まあ、「眼鏡」ってされるよりええんやないですか?
A,それはそうだが、もっとまともなのが好ましいな…(泣きながら床にのの字をカキカキ)
I,……オッサン、我儘を言うたらアカンやろ?射殺すで?(笑顔でAの顔を踏みつけ)
A,イタタタタ!ギン、本気で痛いから!痛いから!(ジタバタ暴れ)
I,ただでさえ此方に来てから給料ももらえんでどうにかなりかけとんのに、これ以上ボクに手間をかけさせたらアカンでオッサン?(Aの顔を爽快な笑顔でグリグリと踏みつけ)
A,痛い痛い痛い痛い痛い!すまないギン、もう偽狸で構わないから許してくれーっっ!
I,イヤやわ(キッパリ)
A,いやあああああーーっっっ!