おもちゃ箱の国のアリス
ジョーカー(ホワイトver)
『旅立ちEDルート』C
サーカスの子供たちの技を披露してもらった後
ホワイトさんから君も何かに挑戦してみない?と誘われたアリス
空中ブランコ、綱渡り、猛獣使い…ここで披露している曲芸ならどれでもいいよ、と
ホワイトさんはどんどん話を進めます
私、たまたまここを通っただけで
サーカスの入門に来たわけじゃないわよ?!と誤解を解こうとするも、
サーカスをただ見ているだけじゃつまらないだろ?
せっかく団員しか上がれない舞台に上がったんだから何か一つ技を身につけていきなよ♪とアリスとは反対にホワイトさんはノリノリで…
すると、さっき女の子と空中ブランコをしていた男の子が駆け寄ってきて、僕が受け止めてあげるから空中ブランコにしよう!と誘ってきました
いや…空中ブランコは…;
それは流石に自分にはハイレベル過ぎる…。アリスが遠慮しついると
今度は女の子の方が駆け寄ってきて、空中ブランコより、綱渡りをしましょうよ!と言いだして、空中ブランコを推す男の子と言い合いに…
アリス、完全に蚊帳の外w
そんな二人の言い合いを見ていたホワイトさんは、うちの団員がここまで誘ってくれるのは珍しいことだし、
少しはやってみる気になった?
と言って、念を押すようにもう一度誘ってきました
この子供たちといいホワイトさんといい、この世界の住人は人の話を聞かないし(特に白うさぎとか白うさぎとか)
ホワイトさんはそう簡単に引いてくれるような相手でもなさそうだし…
ちょっとだけなら…
すぐに滞在地に帰れば、大丈夫だよね…?
アリスは迷った末、少しだけ曲芸を体験させてもらうことになりました
しかし、了承した瞬間
「はぁ?!おまえにやれるのかよ?!」
ガキ同士で勝手にやってろと!
と吐き捨てて姿を消していたブラックさんがすかさずツっこんできました
無理無理、やめとけ、怪我したってうちでは責任とれねーからな!
とアリスが挑戦するのをやめさせようとしますが、
ホワイトさんはやめさせようとはせず、素人の彼女に怪我をさせないようにするのが俺たちの仕事だろ?と言って始める前から否定的なブラックさんを叱り
アリスの挑戦を歓迎してくれました
「こんな鈍そうな女のお守りなんかできるかよ!」と怒鳴るブラックさんに
「……あなたに面倒を見てもらうつもりなんてないわよ」
と怒り心頭で言い返すアリス
まさに売り言葉に買い言葉状態
本当、仲良いね!ブラックさんとアリス (えっ)
アリスに馬鹿にされたと思い、ついに姿を現したブラックさんは
「「ほう、言いやがったなこの〜◯◯◯◯女!」」
と吐き捨て、また規制されるような下品な言葉を浴びせてしまいます…
また下ネタですか?w
消えたり現れたり忙しいし、
現れたら現れたで暴言ばかり言ってくるし、こんな奴を相手にしてる自分って…
ますますエスカレートする暴言に呆れて言い返す気力も無くなるアリスですが、言われてばかりでは気が済まない!とブラックさんに応戦
ぎゃあぎゃぁと騒いでいると、そんな二人の言い争いを見ていたホワイトさんが
「アリスとジョーカーがそんなに仲が良かったやんて意外だよ」と笑いながら呟き
いつもの笑顔を少し曇らせ
「ちょっと………妬いちゃいそうだ」
そう言って、一瞬、
アリスに見せたことのないような暗い視線を送りました
「……っ?!」
そのいつもと違う雰囲気に、アリスは言葉を詰まらせます
うおおお…っ!
ホワイトさんの嫉妬キタ━(゚∀゚)━!!!!
ヤンデレホワイトさんキタ━(゚∀゚)━!!!!
ホワイトさんの闇の部分が!
否、本性がチラ見(ry
同じジョーカーで、同じくお気に入りのアリスと、片割れがイチャイチャ二人の世界って感じで(!?)話しているのが嫌だったんですね…ホワイトさん?←
冗談だよ、冗談 ^ ^
と、ホワイトさんはまたすぐにいつもの笑顔に戻ると
早く決めないと俺が勝手に決めちゃうよ〜?と意地悪な顔をしてアリスをあせらせます
ホワイトさんにあせらされ、
アリスが選んだ曲芸は
まさかの「 玉 乗 り 」
「一歩ずつ進んでごらん?
そう、最初は右……うん、いいね」
ホワイトさんにの手に支えられ
優しいレクチャーを受けるアリス
アリスはコツを掴めばなんでもこなせるとはいえ、
玉乗りなど本当に初体験で、しようと思ったことさえない
大丈夫?!本当に大丈夫?!;
おどけながらもホワイトさんに身を委ねているアリスと
紳士的にアリスを支えてあげるホワイトさんがなんだか良い雰囲気で…
会話だけ聞いているとまるで
デートで初めてスケートリンクに立つ彼女に指導をしてあげている彼氏みたいな、スケートリンクでいちゃつくカップルみたいなっ…!!!www
(例えがベタ過ぎる)
ブラックさんなら容赦無く手を離されてスパルタ訓練をされそうですが
紳士なホワイトさんならブラックさんよりは安心(?)できると思いアリスは玉乗りマスターになるべく本気で特訓を続けます
(続く→)
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