こんばんは〜。
24.25.26日と拍手を下さった方々ありがとうございます!
よし、2日目の
デートレポいきまーす。
朝、目覚ましで起こされて思考回路がまだ停止中な私。でもすぐ横を見れば安心しきった雨野さんの寝顔と腕枕に幸せだけは感じていて。毎度のことながらこの時間は本当に幸福、起きてすぐ視界に入るのは愛しの貴方、起きて早々に幸せにしてくれてありがとう。
すやすやと寝ているものだからどうしてもしたくなる悪戯心。最初は頬をつつくという可愛いものから始まって徐々に行動はエスカレート、頬から身体へ、突っつくからキスへ、キスから舐めるへ、舐めるから吸うへ。いつ起きるのかなーっと思いながら胸元に紅い花弁を何枚か付けたところで上から声が聞こえて。
雨「満足しました?」
佐「…いつから起きてたの?」
雨「ん?首辺り舐められたくらい?」
佐「なんで声かけないのよ!」
雨「なんかお楽しみ中だったから」
佐「ちがっ!!別に…!!」
雨「あっれ、お楽しみ中じゃなかった?」
佐「………楽しんでた(小声)」
この会話中ずっと頭撫でられながら雨野さんは終始笑顔。結局私だけズルいだのなんだので雨野さんにも付けられました。ふふ、お互い同じ位置に同じ紅い印、誰にも見られない秘密の鎖。
起きてシャワー浴びて準備してちょっとイチャイチャゆっくりしながら9時過ぎにホテルを退室。
近くのカフェで軽くモーニングを済ませたら少しだけショッピング、お互いお気に召したものが見つかりそのまま水族館へ。
行く途中、やっぱり私は夢の中。どうもバスや電車、車など乗り物には弱いみたい。別に酔うわけでもないんだけど睡魔が襲ってくる。
耳元で名前を呼ばれながら軽く叩かれて起こされてまだ完全に起きてない頭と開いてない瞼。雨野さんの我慢したくつくつという笑い声だけはちゃんと聞こえていて。
着いたら雨か降っていたから買った1つの傘に肩を寄せ合って2人で入る。傾けてくれる傘、濡れる雨野さんの左肩、戻してもいつの間にかまた傾いてる。そんなところにも幸せを感じた。
水族館はやっぱり楽しい。ちょっと暗めの館内に青い光がキラキラ、魚たちの黒い影が優雅に横切ったと思ったらまた戻ってきたり、鱗に光が反射して大きな箱の中で宝石が散りばめられたみたいにあちこちで光ってて、見ているだけで笑顔になれる。
一通り見て回って満足したので、ちょっとレストランで休憩を挟んでから水族館にさようなら。
中心に戻ってきてまだ食べていない有名な料理を食べに行き、また違うところで甘味を食べて、そろそろということで駅に戻ってきてお土産物色。
3分の2は自分宛、残りの3分の1は職場だったり両親だったり。まだ自分用に買うの?と言われながらも気になるもの片っ端からカゴの中へ。最終大きな紙袋が2つ出来ました。
新幹線が出る1時間前、待合室で手を繋ぎながら待ってたけど、何も喋れない。喋ったら声が震えそうで涙が溢れ出しそうで。お願い、まだ来ないで、まだ時間にならないで。何度そう願ったか、でも残酷にも時間は確実に時を刻んでいて。
15分前、ホームに移動していよいよ近付いてくる別れの時間。いつもは私が仕事中に雨野さんは帰るからそこまで寂しさはなかったりする、けど今回は違ってて。
新幹線が到着してもまだ時間があるからギリギリまで乗らない私。次はどうする、どこへ行こうか、ユニバへまた行こう、色んな会話をしたけどそれどころじゃなくて、一言一言聞くたびにこみ上げてくるのは涙だけ。でも見せたくなくて、多分目線が泳いでた。最後の、今年会うのはこれが最後だね、の言葉に詰まる喉、苦しくなる呼吸、揺れて滲む足元。ああ、ダメ、泣いちゃダメ、下を向かないで、自分に言い聞かせて。
残り2分。新幹線に乗り込み、座席へ。窓側へ座りそこまで来てくれて手を振ってくれてるけど、自分でも情けない顔して笑ってるんだろうなって安易に想像出来るくらい、そんな顔で私も手を振って。そろそろダムが決壊しそう、何度も携帯で時間を確認しながら新幹線に乗る前は時間なんて止まってくらたらいいのに、って思ってたけどさよならが近付くにつれ早く出発してよ、って思ってた。この苦しくて悲しい時間はいらないの。
ピーッという汽笛とともにゆっくり動き出す新幹線、離れて小さくなっていく雨野さん、ギリギリまで見ていたけど見えなくなった。その途端溢れ出た涙、止まらなくて何度もハンカチで拭いながらそのうち水分を含んで重くなっていく。
この2日間思い出せば思い出すだけ涙が出てくるから途中で写真や思い出すことをやめてお得意の夢の中へ旅立つことに。
ということで、2日間のデートレポおしまいです!長いことすみません、読んで下さった方々ありがとうございます!
今回思ったことはお見送りしたくないし、されたくないということ。寂しさが倍以上に膨れ上がると知りました。そしていつも通り雨野さんへ対しての感謝と好きという感情。歴代の恋人とこういった別れをする時泣いたことがないんです、向こうが泣くことはありましたが。
それだけ自分が思っている以上に好きなこと、会うといつも思います。
さて、今年はこれが最後。今度はいつかな?1月かな?それとも2月かな?まだ決まってませんが多分そのあたりかなーっと。
はやく会いたいな、まあ、あっという間に過ぎるでしょう、その間に出来ることを。
ではでは。