遙は、もしかしたら水泳をやめちゃうかもしれないとふと思った。
後編の遙は、私には良い表情をしているようには見えなくて諦めや達成感、そして解放ってキーワードが浮かぶ。
達成感といってもやりきったとか勝ったという方じゃなくて遙の中での答えに到達した感じの。
初めてあの遙を見た時から、とても悲しい顔をしていると思った。
何が自由なのか、よく考える。
Free!に限らず、自由だ不自由だ議論になるでしょ。
エレンも、あんなに自由だ自由だ言っといて実は1番不自由な人生を歩まされていたというか、何とも皮肉な主人公だったわけじゃん。
自由人とか名乗ってる人に限って自由にとらわれすぎて不自由に陥ってるなと思うことがあるし。
好き勝手生きて責任を果たさず、好きな時に好きなことをやるのが自由?
何者にもとらわれない泳ぎをするのがフリーだとしたら、アルベルトにとらわれまくってる遙は今最高にフリーじゃないよね。
アルベルトを越える事に、正直意味を見出だせないんだよね私は。
凛ちゃんと決別してまで戦いたい相手か?
速いだけ、強いだけならこれからもたくさん出会うでしょう。
一緒に泳ぎたい奴は?って話。
解決編はリレーが鍵だと思ってるけどあぁまだまだ半年以上も先で待ちきれないレベルですらない。
遙は当初『俺は泳げればいい』って感じだったのに傷付いた凛ちゃんを目の当たりにした時呆気ないほどすぐに競泳をやめたんだよね。
進路決める前も勝ち負けとかスカウトとか、フリーじゃないものへの戸惑いが凄かったじゃん。
やっぱり遙にとってのフリーは凛ちゃんと泳ぐことなんじゃないかな?
シドニーで夢を見つけた時も隣には凛ちゃんがいた。
むしろ凛ちゃんがフリーなんじゃないかな。
何言ってるかわからなくなってきたから寝る。
明日は…わくわくだよ。実現するかな??