前から思っててまた今更な事言うんだけど、何で飛行機で帰らないの?!
京都の人がいるから?
鳥取空港って羽田からだと速いよね?
あの電車のシーンで毎回うるうるしてるくせに電車で帰ることの醍醐味を無視するけどさ。
東京からなら絶対飛行機だと思う…あ、雪リスク?!
コスト的にも飛行機のが安い場合が多いと思うんだけど真琴が飛行機苦手とか?!
東京駅のシーンでいっつも情緒の無い事を考えてしまいます。
そんなわけで本日3回観てきました。
3回目が何故か冒頭から涙が我慢できなくてどの場面も愛しく見えて綺麗だったなぁぁ。
たまにこういう『え、初めて観るんですか?』ってなる。
2回目も割と眠気と戦ってて、でもやっぱり松岡凛さんてめちゃくちゃかっこいいですねっていう初心を思い出してた。
で、3回目の感想が。

七瀬遙ってやっぱり凛ちゃんと共に生きたいだけなんじゃないかって思った。
凛ちゃんは競泳しかないって思ってるからそれに並行して高め合う仲間として遙に尋常じゃない期待をしてる。
でも遙は昔は世界で戦いたいなんて考えたこと無くて、そういえばリレーだってやりたくなくて、オーストラリアだって行くとは思ってなくて。
全部凛が自分の意思に関係なくきっかけを与えた、連れ出したって思ってて、自分には世界なんて合わない、世界で戦う覚悟なんてできてなかったって思い知ってるのでは。
あの海で叫んだ『世界で戦う!』なんてヤケクソに近かったもんね?
それなのにお前が俺を見捨てるのかよっていう。
全然別の道に進もうとしてる真琴には「真琴は真琴だ」やら「真琴が自分で決めたんだ、もっと自信持っていい」みたいな事言うくせに
凛ちゃんが自分で決めた道のこと、とてつもない覚悟を持って決断したことにはケチョンケチョンに言うわけじゃん。
売れないミュージシャンを10年支えたのに結婚するのは別の女なのかよ、責任取れよみたいな。
凛ちゃんは遙に憧れてたってちゃんと言えたけど、遙はそこまでの気持ちが上手く表現できない。
戦う気持ちを持ててるのは凛お前がいたからだってセリフは遙にとっては一世一代の告白で、あれ以上に素直な思いを吐露する術はなかったのに凛ちゃんには「そこじゃなかった」わけじゃん。
完全にすれ違ってるわ。
これもうそれぞれお互いの道を進もうぜ、人と人は仲間にはなれても自分じゃねぇんだ諦めようぜっていうオチしか浮かばないんですよね。
夢も希望も無いかもしれないけど真実じゃん?
郁弥には人の後ろじゃなくて横に並べみたいな事言ってた遙。
凛はお前の背中を見てるって宗介からも言われて凛ちゃんからも俺の前にいてくんなきゃとか言われる。
でも遙は凛ちゃんがいないとどう進んでいいかわかんなくて後ろにいるのはむしろ自分じゃないかと思ってる。
ねぇ誰かこの2人に前とか後ろじゃなくて隣のレーンで泳げよって言ったげて。
全然噛み合ってないわけじゃないのに混沌としすぎてる。
これは人生の先輩でも答えを持ち合わせていない困難な問題だからますますどう完結させるのかがめちゃくちゃ楽しみですね。
あ、結局答えが出てる訳じゃないんでね\(^o^)/