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白華の檻〜緋色の欠片4〜感想



白華終わりました!ということで感想書いていきたいと思います。ネタバレはなるべく避けたつもりですが、読まれる際はお気を付けください。


●ストーリー
世の終焉を宿す剣を封印するという宿命に囚われた主人公詞紀が、何かしら罪を背負って生きるカミや人達と出会い、彼らとの絆を深める中で恋を知り、そしてオニとの戦いを乗り越え「罪」という檻を抜け出す物語です。
決して明るい物語ではありませんが、全てを諦めて罪にがんじがらめにされていた詞紀が攻略対象のキャラクター達に出会い、希望を見出していくという過程が丁寧に描かれていたと思います。
 
幼い頃その身に背負った罪によって、宿命を受け入れることで死を得ようとしていた詞紀が変わっていく姿は見ていて心から良かったと思える点でした。「もしかして、あったかもしれない」恋愛ED(緋色無印から見て)では、本当に幸せそうで私まで嬉しかったです。
攻略対象も、詞紀を罪の檻から引っ張り出すキャラもいれば、似た者同士もがき苦しみながら光を見つけるキャラもいて、様々な展開を見ることが出来ました。
 
ルート的には古嗣のストーリーが一番好きでした。詞紀と古嗣は似た者同士で、それがもとで惹かれあって…っていう過程がとても自然でした。あと中盤からの刹那的な展開が切なさを感じさせて…二人とも幸せになってと強く願ったルートでした。
次は幻灯火かな。幻灯火は緋色無印に一番近いルートだったので、成程なと思わされることが多かったです。
 
●キャラクター
攻略対象は様々なタイプがいて、でも特殊なタイプはいなかったので個人的にはとても良かったです。みんな好きになりましたし。
一番好きになったのは古嗣で、これまた意外だったのですが…ほっとくと死んじゃいそうだよね…って感じでいつの間にか好きになってました。自分の犯した罪を認めて、目的の為なら何でも出来るのに、本当に大切なものが出来て弱くなってしまうのが本当にね!ほっとけないよね!
次は秋房かな。彼は辛い展開の中で心を和ませてくれる存在でした。真っ直ぐでいつでも偽りのない想いを寄せている彼は応援したくなりますね。
 
サブキャラは智則が好きです…!彼は幸せにならないとと思うので、FDが今からとっても楽しみです。
敵キャラは相変わらずのクズばっかりだけど、ラスボスは何か憎めない人達ばかりでしたね…
 
●システム等
誤字や台詞と音声が違うのがなければなあ…そこが一番残念でした。
あと、ここ最近回想再生が充実してるゲームばかりやってたので、「何でここが回想出来ないんだよ!バンバン」って思うことはそこそこありました(笑)全ED位は回想で見れたら良かったのになあ。
 
音楽はとても綺麗で良かったです。タイトル画面で流れるBGMが一番好きかな。スチルも綺麗でしたね。特に戦闘シーンのスチルは迫力あるなと思いました。覚醒した姿は古嗣が一番好きです!
 
 
と、簡単に感想まとめてみました。白華は言われてるほど甘くないという訳でもなかったように思います。ストーリーのまとまりも良かったし、思いを寄せ合う過程も丁寧に描かれていたのではないかなと。緋色をやっていなくても十分に楽しめますよ。やっていればなお楽しめます!
FDまであと一か月なので、何という良いタイミングでやれたなと思います(笑)今から発売が楽しみですね!
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