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愛したい。と、最近思うようになって。
あぁ、この感情は恋とは違うなぁと分かって。
それはつまり、僕が大人になっている証拠なのだと思った。

愛も恋も、個人個人で定義のちがうものだろうけど、僕の中で恋は緊張と興奮の稲妻のようなもので、愛は深い海の水面から落とされた小さな貝殻じゃないかなと。
なんか詩的ね。

ここで反対意見として、そもそも大人になったら愛だの恋だの言わねーよ、なんて言われちゃうんだろうな。うん、そういう人いるだろうな、とか思う。

でもね、これは僕の妄想だけど、大人になって、歳をとればとるほど、愛はもっと深く深く沈むものだと思って。沈んで見えなくなっても、それは無くなった訳ではないと思うんだ。沈黙の愛は、僕の理想かもしれない。

そうはいいつつも、出来ればゆっくり沈みたい。流されながら、揺らぎながら、そう、貝殻みたいにね。

そしていつか、星の砂みたいに粉々になればいい。その愛の残骸を、人は美しいと思うんだ。
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