2009-5-22 02:31
「ゲームはお家に帰ってからね」
電車から降りたその女性は、孫と思われる5・6歳の女の子に言うんですよ。
女の子といえば、もう、DSに夢中。多分話なんてこれっぽっちも頭に入っていないんでしょうね。
これはよく晴れた、午後のことです。
僕が小さい頃は、ゲーム機なんて買ってもらえませんでしたし、別に無くても、それはそれで楽しくやってました。きっとあれほど晴れた日なら、1日中外で花摘んで虫採ってましたよ。
そんなことはどうでもいいんですが、僕は、その女性に言ってやりたくなりました。
「あなたがそのゲーム機を買ってあげたのかどうかは知りませんが、持ち運べるゲーム機を持たせておきながら、家の中でしかゲームをしてはいけないとはどういうことですか」と。
携帯用ゲーム機を与える時点で、ゲームに夢中になってしまうこと、いつでもどこでもゲームができることを、把握して覚悟するべきですよ、やっぱり。
そんなことも考えずに持たせといて、揚げ句の果てに注意をするとは…。それは単なるその場しのぎではないでしょうか。
だから僕は、女の子を可愛そうに思ってしまいました。いろんな意味でね。
まぁ、そもそも1万5千円くらいするDSをあんな小さい子が持っていることが僕にはカルチャーショックでしたよ。今はそれが普通なの??
まぁ、ちょっと説教っぽく聞こえてしまったかも知れませんが、ああいうのを見ると、怒りよりも悲しみを感じてしまうんです。そして心の中で、自分に子どもができた時には、簡単にはゲームは渡さないと、強く思うんです。
嗚呼、そうやってパパは嫌われ者になっていくのですね。
妄想のし過ぎは体によくありませんね。
ではまた。