看護師の勉強をするための学校にはよく知られている、学べる場所として、看護専門学校と看護大学という二種類があるのです。
カリキュラムの内容に大きな違いはありませんが違いと言えば、キャリアアップするためには大学を卒業した看護師の方が有利で、貰えるお金の面でも、専門卒よりやや良いでしょう。
他方、看護専門学校の場合のメリットは、大学よりも安い学費で済み、実習が多いので、実際働くことになった時、即戦力として力になれることでしょう。
出戻り就職という言い方があり、一度辞めた仕事場で再び働くことですが、こうする看護師は結構多いようです。
その際ですが、再就職ができるのか、できないのかというのは当の職場の求人事情や辞めた理由などにより、違ってくるでしょう。
多いのは、結婚して、いわゆる寿退社を果たしたり、遠くに引っ越したり、出産を機に辞めた、といったような場合だと、心理的にも、職場にとっても出戻りは簡単でしょう。
こうして、ライフステージの変化に伴って復職する人は割と多いのです。
家の事情などによって、夜勤が無理なので日勤業務だけのパート勤務を希望し、出戻り就職をする人も少なくありません。
卒業後、看護師の受験資格を取得できる機関には医療系の大学または専門学校を選択する必要があります。
大学の特徴を挙げると、最先端の医療について等、より専門的な内容を学ぶことができるという点とより幅広く知識を修得できるということでしょう。
それに対して専門学校は、大学よりも長く実習時間を設けてあるため、実践的な内容を深く学ぶことができ、実際働くことになった時、即戦力として力になれることが特色でしょう。
また、学費が心配という場合が多いと思いますが、それについても専門学校に支払わなければならない学費は、大学のおよそ十分の一となっています。
病院では普通、看護師が注射や採血を行います。
注射されるのが好き、なんていうタイプは少数派でしょうが、どうしても打たれなければならないなら、痛みが少ないようにお願いしたいですよね。
ですが、痛みを感じるかは看護師の腕によるところもあって、上手に刺してくれる人もいれば、場合によっては下手な看護師に処置されることもあるでしょう。
こればかりは個人でどうにかできる事ではないので、諦めて気持ちを切り替えた方が良いでしょう。
働き方の違いで、看護師であっても収入に差が出ます。
正社員として勤務していると、給料は月給制ですが、これがパート勤務であれば、多くの場合、時給計算で報酬が支払われます。
その時給ですが夜勤なし、日勤のみだと1300円から1800円といったところが普通のようです。
単にパートの時給としてみると高い時給だと一見思えるかもしれませんが、仮にも専門職として、時には人命にも関わり、かなりの激務をこなしていることを思うと、どうしても安く感じてしまいます。