看護師は、他業種と比べても給金は良い方ですが、それでも、より稼ぎたいということで、Wワークを始める人も意外に多いです。
病院以外の働き口も看護師には多く、人間ドッグや健康診断のサポート、団体旅行に同行するツアーナースなどその時だけの単発の仕事や、期間限定、短期集中の仕事もあるため、休日を利用してWワークをしたければ、できてしまいます。
とはいっても、メインで勤務している職場が副業を禁止、としていることもあります。
また、そもそも看護師の仕事そのものがかなりきついものですから、収入のためとはいえ、無理をしてはいけません。
正看護師は国家資格ですので、これを取得しようと思うと、専門学校や看護課程のある短大や大学を卒業することが条件です。
そもそも、卒業が受験資格になっているのです。
しかし、専門学校や大学は倍率が高く狭き門になっています。
ですから専門学校に入学するための予備校があるほど、難関なのです。
准看護師に限らず、働きながら正看護師の資格を取ろうとする場合は、看護学校が行っている通信教育課程がありますから、働きながら勉強することが出来ます。
数年ほど、看護師として働いているのですが、気付いたことは、看護師はどうやら喫煙をする人、アルコールに強い人が多いようなのです。
さすがに禁煙、分煙のお店も増えてくるなど、世間的にはタバコのイメージが悪くなっていることもあり、看護師の喫煙率も多少減ってはいるようです。
でも、他業種と比べれば、まだかなり喫煙率は高いようです。
それから、たまにあるお酒の席などで見られる、看護師たちの酔い方、といいますか、酔態は阿鼻叫喚とは言いませんが、そこに白衣の天使はいません。
それもこれも、常日頃からストレスを溜めこみながら働いているからでしょうし、こんなことで発散できるのなら、ぜひそうして欲しいと願うのでした。
日本全国の看護師の年収は平均すると437万円ほどです。
でも国立や私立、県立等公立病院で職を得る看護師は、公務員勤務のため年収は平均して593万円ほどになります。
公務員看護師は給与の上がる割合も民間病院より高くて、福利厚生の面でも充実しているのです。
準看護師だと、看護師より平均年収が約70万円くらい下がります。
法律において、看護師というものは医師の診療を補助する役割と定められています。
医療行為を行うことは、原則として認められていませんが、処置が可能な場合もあり、医師から指示を受けた時がそれにあたります。
そうはいっても、急変時や、差し迫った状態になったときは、キャリアのある看護師には一部の医療行為を行っていいのではないかと思っています。