慢性的な人手不足を訴える医療機関も少なくない程、看護師の需要は高いため、転職がとても容易です。
まず履歴書を、転職を希望する医療機関に提出して書類選考を受け、これに合格した後、雇用する側との面接になるでしょう。
これまでの経験や職務について、志望動機など質疑応答を織り交ぜつつ、話すことになるでしょう。
しかし、能力的なこと以外に、仕事仲間として適格な人材かどうか、人間性もテストされていると思ってください。
実務能力はもちろんですが、協調性が高いなどといった長所もアピールできると、とても有利でしょう。
高校入学時に衛生看護科に入学すると、他の方法よりも早めに国家試験の受験資格を得ることができるので、最速で看護師になれるでしょう。
ですが、途中で看護師になりたいという気持ちがなくなっても変えることは難しいです。
さらに、最短5年で試験の受験資格を得られるのですが準備期間が足りないために勉強や実習に充てる絶対量が足りずに合格するのが難しいともいえます。
よく知られていることですが、看護師の仕事というのはかなりハードではあります。
なので、しんどさを覚える場面も多いはずです。
特に夜勤を、二交代制、あるいは三交代制でこなしていくうちにたいていの看護師は、体内時計を狂わせてしまって、そんな生活が、体調に響いてしまうのもよくあることです。
昼夜にわたる、大変な仕事によって疲労はたまる一方であり、ついには身体が、頭痛や腰痛という形でSOSを発するようになって、つくづく、身体に負担がかかっていることを実感してしまうことはあります。
看護職の人がジョブチェンジする動機としては、看護技術をさらに磨きたい等、意欲的なものにすると好印象です。
過去の仕事場の人とうまくいかなかったからとか、賃金や労働時間などが実際の仕事に見合わなかったとかの、デメリットがきっかけだと先方に伝わると、わざわざ株を下げることになります。
たとえ本音がそうだとしても真意は胸の内だけでよいので、積極的な姿勢で求職していることを表明してください。
看護師が転職を考える時に、異なった職種への転職を考える人も多くいるでしょう。
けれども、努力して看護師の資格を取得したわけですから、その資格が活きる職場を選んだ方が良いでしょう。
違った職種でも、看護師の資格が優遇される仕事は多くあります。
頑張って得ることのできた資格ですから、利用しないのは損です。