一般的に、同じ病院で長く勤めて実績を積んでいくと出世していきます。
例えば、婦長といったら一般的にも分かりやすい役職だと思います。
しかし、これ以外にも、階級ごとに主任や総看護師長といった役職があります。
最近では、学生やパートの看護師も珍しくありませんので、国家試験をパスした正看ともなれば役職的には上の立場に立っているという訳です。
もちろん、役付きになればそれだけ給与が優遇されることは間違いありません。
正看護師は国家資格ですので、これを取得しようと思うと、看護課程のある大学や専門学校で学び、無事に卒業するのが必須です。
看護課程を卒業すること自体が受験資格なので、避けようがありませんね。
ところが、学校に入学するにも高い倍率を勝ち抜かなければいけないため、これらの学校に入学する事を目標にした予備校に通う人も増えています。
正看護師の資格が欲しいけれど、いま既に働いているという方は、通信で学べる学校もいくつかあるので、こちらを利用してみましょう。
国外で助けを求めている人に、医療従事者として手助けしたいという考えを持った看護師の方が増えています。
実際に、海外において日本の看護師を求める声も増えていて、笑顔で患者を支えることの出来る看護師は、多くの国で求められている職業です。
当然ですが、海外では意思疎通をはかるためにも、英会話ができる事が絶対条件になるでしょう。
本気で看護師として海外で働くことを夢見るのならば、積極的に英語を学ぶようにしましょう。
看護師の仕事の実態は、ドラマとは全く違います。
普通の業務だけでも多忙を極めるのに、終業時間を超えても業務が残っていることが多く、残業しなければならなくなることが多いです。
けれども、もしもひどく忙しく、疲れている場合でも常に患者さんやご家族の前では笑顔を忘れません。
直前まで愚痴を言っていてもすぐさま笑顔を向けられるのだから、看護師は女優顔負けだなと感じてしまうことさえあります。
24時間交代の勤務、社会で「シフト勤務」と呼ばれる勤務形態の代表的なものとして、病院に勤務する看護師があります。
職場が外来であれば、交代制になるとは限らないのですが、一般的には病棟の方が必要な看護師も多いので、経験を積む上でも殆どの人がシフト勤務になるはずです。
個人的な話ですが、妻も看護師で、子供が幼い時にシフトで働いていました。
ですから、妻が夜勤で居ないと子供がさみしがってしまって大変でした。