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赤いモノリス調査2

話題:今日見た夢
変に長い夢だった。対怪人組織の束の間の日常回的なものだったが、赤いモノリス調査に再び行けという内容。


京都から本部に帰還後しばらくして。
室長(司令)の宇崎から、祭具破壊後に出現した謎の赤いモノリスの調査をしてくれないかと鼎・彩音・桐谷に頼んだ。以前、モノリス調査に同行した彩音は「鼎を連れて行って大丈夫なんですか?晴斗くんはモノリスに触れたら不調が出たのが気になりますが…」と不安そう。

宇崎はなぜか「鼎なら大丈夫じゃないかなぁ。祭具の影響は受けやすいみたいだが、モノリスは別物だ。それに今回は彩音と桐谷がいるから鼎のサポートは万全だろ?」…と余裕そう。
宇崎はニコニコしながら彩音に言う。
「ほら、鼎を迎えに行きなさいな。鼎は休憩室にいるんじゃないかな〜。桐谷は既に待機してるよ。あいつ…前回の任務で祭具の影響を受けたせいで、戻ってからはしばらく神経質になっていたからな〜。調査するモノリスは近場の神奈川にするから。それならすぐに戻れるだろ?」
「そうですね。今から鼎、呼びに行ってきます」
「3人で調査に神奈川にいってらっしゃい。運転は桐谷がするから鼎は安心だろうな」


彩音は鼎を呼びに行き、桐谷が待機している乗用車に乗り込んだ。今回は調査のため、車両には組織のエンブレムがある。

「鼎さん・彩音さんお待ちしてました」桐谷はマイペースだ。
「桐谷、また会ったな。今回は調査か…赤いモノリスって一体…」鼎は不安を見せている。桐谷は道中説明していた。鼎は珍しく起きている。距離が近いのもあるのだろう。
「祭具が破壊された後に出現した、謎の構造物という情報しか入っていません。現在までに4つ確認されています。神奈川・長野・新潟・高知。祭具が残り3つなので5つ目のモノリスが出現するのではないか…と言われています。彩音さんは前回の調査で見たんですよね?」
「見たよ。気味悪い色してんの、血みたいに真っ赤でさ…。白い紋様があるのよ。もしかしたら鼎は紋様を見たことあるかもしれない」
「紋様…」
鼎が思い当たるのは、以前怪人に襲撃された時に首筋に出来た痣が奇妙な紋様になっていたことがあったが…。


やがて神奈川の某海岸に着いた。鼎と桐谷はモノリスを見上げる。
「これがそのモノリスか…」
赤いモノリスは不気味に佇んでいる。モノリス上部には白い紋様があった。
「この紋様…あの痣と同じだ…」
「鼎…見たことあるの…?」
「怪人に襲撃されて以降隔離生活していた時があったが、その時に首の後ろに痣が出来てたのが発覚したんだ…その痣の紋様と似ている」
鼎は思わず首筋を触っていた。鼎は顔が仮面で隠れているので表情こそはわからないが、どこか落ち着かない様子。
彩音は鼎がいつもと違う様子に気づいていた。どうしたんだろ…?

「このモノリス、下手に触らない方がいいですね。前回の調査で晴斗くんがモノリスに触れて原因不明の不調を起こしたと聞きましたから」
桐谷はマイペースだが冷静だった。鼎はモノリスに近づこうとは思わなかった。ずっと離れた場所から見ている。


鼎はモノリスに畏怖を感じていた。これはむやみに近づかない方がいいと本能が知らせている。
鼎はジリジリとモノリスから離れていた。彩音は鼎が少しずつモノリスから離れていることに気づいた。
「鼎…どうしたの?」
「これには近づいてはならない気がして…離れただけだよ」鼎の声は少し震えていた。この場所にいてはいけない気がする。
「わ、わかったよ。鼎は調査に無理して参加しなくてもいいから。離れて見ててね」彩音は鼎の予想外の行動に戸惑っている。
鼎は遠くからふたりの調査の様子を見ていた。

なぜだろう…。このモノリスを見ていると気持ち悪い。鼎は激しい拒絶反応を示した。
鼎はやがてその場にしゃがみ込んだ。鼎は仮面の口元を押さえている。
「鼎!?大丈夫!?…なんだかさっきから様子がおかしいよ…」彩音は不安を見せている。桐谷も鼎の異常に気づき、急いで駆けつけた。

「鼎さん、どうかしたんですか!?」
「すまない…なんだかモノリスを見ていたら吐き気がして…このモノリスに私は近づいてはならない気がする…」
鼎は激しい拒絶反応を示したままだ。桐谷は機転を効かせた。
「鼎さん、とにかく休んでいて下さい。さぁ、一緒に行きましょう。立てますか?」
鼎はようやく立ち上がった。口元を押さえていた手は離していた。鼎は桐谷にエスコートされるような形で車に戻った。


「桐谷さん、鼎…大丈夫なんですか?口元押さえていたけど」
「車を停めてる場所はここから少し離れているからね〜。鼎さん、まだモノリスに対する拒絶反応がひどいようですが。だんだん回復するでしょう。とにかく彼女はモノリスには干渉しない方がいいのは確かですね」


鼎は車内にいる。車は駐車場に停めていた。相当気持ち悪いのか、窓を少し開けて貰っていた。風が心地いい。

しばらくして鼎は室長に連絡した。それは今後モノリス調査のメンバーから外して欲しいというものであった。
「鼎からそう言うなんて、珍しいな。どうしたんだ?」
「あの場所は危険すぎます。激しい拒絶反応が出ました。吐き気がしたんです。…この場所にいてはいけないような、畏怖を感じて…」
「お前、今どこにいる?」
「車内ですが」
「そうか…良かった。晴斗の二の舞は避けれたようだな。わかったよ。今後モノリス調査のメンバーには入れないでおくよ。激しい拒絶反応ってのが気になるから、帰還後じっくり教えてくれないか?」
「…わかりました」鼎の声は元気がなかった。


本部では宇崎がモノリス関連で何か引っ掛かっていた。晴斗はモノリスに触れたことにより原因不明の不調を起こし、鼎はモノリスがある場所で吐き気を伴う激しい拒絶反応を起こしてる。

他の隊員はどうなのか?宇崎は支部の小田原司令に聞いてみた。
「モノリス調査で不調や拒絶反応を起こした隊員はいないかって?支部の担当区域でもぼちぼちいるな。拒絶反応を起こしたやつがいるよ。不調は今のところないが」
「そうですか…。いや、少し前に鼎から直接連絡がありまして、モノリスがある場所で激しい拒絶反応を起こしたと。それで調査メンバーから外して欲しいと申し出があったんですよ」
「激しい拒絶反応?」
「吐き気を伴うものだったと聞いてます。あとその場にはいられなかったらしくてね。鼎は人前ではマスクは外せないから、耐えるのが相当キツかったんではないかと」
「あぁ…そうだったな。鼎はあれ(仮面姿)が通常だから弊害が出たのか」
「今回は桐谷と彩音がいたから良かったですよ。ふたりとも鼎のことを深く理解していますからね」


彩音と桐谷が車に戻ってきた。彩音は心配していた。

「鼎…調子どう?少しはよくなった?飲み物買ってきたよ」
彩音は自販機で買ったペットボトルを鼎に渡す。飲み物はスポーツドリンクだった。
「ありがとう。休んでいたらだいぶよくなったよ。拒絶反応もなくなったみたいだ」
「良かったぁ…」
桐谷はふたりの会話を聞いていた。鼎はあることが気になり、桐谷に聞いた。
「桐谷、調査は何かわかったのか?」
「ぜーんぜん、わかりませんねぇ〜。紋様が敵のものというのだけはわかりましたが」
「そうなんだよ。鼎が呟いたあの一言だけが…」
彩音は何かをいいかけて、やめた。


本部では第7の祭具が見つかったと連絡が入った。場所は沖縄。Bランク祭具だという。
祭具破壊の任務に抜擢されたのは晴斗・御堂のふたりだった。このふたりだけなのは珍しい。
「晴斗と任務ってなんだか新鮮だな!」
「御堂さんと一緒、しかもたったふたりって珍しくないですか」
「鼎の地方任務は移動手段は専ら車だから沖縄には物理的には行けないし、空操は室長と一緒に祭具の捜索してんだろ?だから俺達なんじゃねーの?晴斗、お前も知ってるだろ、鼎が電車と飛行機を使わない…使えない理由」
「聞いてますよ。過去に色々とあったって」
「鼎は鼎でてーへんなのに、見た目だけで勝手に偏見持たれてるからなぁ、あいつ…。だからあいつは電車に乗れなくなってしまったんだよ。飛行機もな」
「…それ、ひどくないですか」
「今は彩音と食事用マスクのおかげで以前よりは出かけれるようになったが、あいつは人混みが苦手だから…たまに任務に支障が出てる」

「都心部とか大丈夫なんですか!?鼎さん」
「残りひとつのSランクは東京都心にあるんじゃねぇかとは言われてはいるな。さすがにSランクだと周囲は避難させるし、結界展開させるから人はいなくなるから鼎は平気だろうよ。まぁ…あいつ、ハロウィンの時だけは堂々と都心部には行けるみたいだけど。あと、ああ見えて鼎は期間限定で某お化け屋敷のバイトオファーも入ってんぞ」
「…は、ハロウィン?お化け屋敷?」
晴斗はぽかーんとしている。バイトって?この組織バイト可なの!?
「ハロウィンの時期は周りが仮装するだろ。鼎は人目を気にせずに行けるって聞いた。お化け屋敷はお化け屋敷のプロデューサーが鼎をスカウトしたらしくてな、夏の1週間だけお化け役で出てる。めちゃめちゃこえ〜ぞ。年中やってる某遊園地のお化け屋敷だ」
「鼎さん、仮面姿が通常だからそれを逆手に取られたのかな…」
「鼎は顔さえ隠れていたら大丈夫だとすんなりOKしたみたいだぞ。あいつがいるお化け屋敷、ガチで怖いところなのもあるが鼎の演技が上手すぎて…怖い。とにかくめちゃめちゃ怖いから。そのうちお前を連れてくからなっ。あいつは仮面を日常的に使っているから余計に怖いんだよ」
御堂さんって意外と怖がりなのか…?

「鼎さんって意外と季節イベント好きなんですね〜」
「組織でもクリスマスパーティーをやるようなところだぞ、ゼルフェノアは…。組織直属の幼稚園にサンタ役で行ったこともあるがな。トナカイ役もいる。晴斗、お前今年それが来るかもよ」
「御堂さん、鼎さんも行ってたの?そのサンタ役」
「あいつは人前では仮面を外せないから顔はそのままだったが、意外と子供には受けてたな。子供達には『あのおねえさんはおかおをけがしているんだよ。だから優しくしてあげてね』と説明してたからセーフだったわ。鼎のやつ、子供に顔(仮面)をめちゃくちゃ触られてたけどな…」
「鼎さん大変だな…」
組織直属の幼稚園は子育て世代の隊員達のために作られている。


晴斗と御堂は沖縄へと向かった。祭具は海岸にある洞窟内の祠にあったという。


鼎達は本部に帰還した。宇崎は晴斗と御堂が沖縄に祭具を破壊しに行ったことを伝えた。
「今度は沖縄か…」鼎は呟く。やはり最後のSランクは東京か?だとすればどこにあるというんだ…。都心部か?



モノリスの謎、解けず。


鼎が意外と季節イベント好きなのはなんとなくありました。特にハロウィンは人目を気にせずに歩けるためか、好きらしい。
周りが仮装だらけだから逆に安心してそう。

お化け屋敷のバイトもなんとなくありました。お化け屋敷のプロデューサーにスカウトされてる時点で。
年中やってるお化け屋敷らしいが(たぶん遊園地)、鼎は夏の1週間だけお化け役で出てる。鼎が演じるお化けはめちゃめちゃ怖いらしい。

薄暗いから誰が誰だかわからんけどね。顔が隠れているから余計にわからんという…。

無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手5個ありがとうございます。昨夜はテレビがあまりにもつまんなくて21時頃に寝た。

ダーウィンにカマキリ先生出たのはちょっとテンション上がりましたが。
昨日のダーウィンはカマキリが小鳥を狩りするやつだったから、カマキリ先生が出たんだな〜。


エンタとせっかくグルメをザッピングしながら交互に見てたんですが、どっちもつまらなかった…。
お笑い番組滅多に見ないのに、エンタはザッピングしつつも後半30分くらい見ていたわ…。今の芸人ようわからん…。



画像は昨日食べた生チョコパイ。スイーツコーナーにありました。
ぶっちゃけ通常のチョコパイよりも美味しかったんですが…。スポンジが違うのと、クリームたっぷり入っていたせいかな?

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